YOKOHAMA そうだったのか!!学べる事業保険の解説書

中小企業の経営者が聞いて納得の保険活用法。

事業保険加入のメリットそのⅠー3誰のために?

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こんにちは~

 

今年も早いもの

でもう二週間が過ぎようとしておりますね!

 

なんだかもう毎日色んなことがあって

ワクワク楽しいです笑

 

さあ今日も一日が始まります!

 

このままではあっという間にまた今年も終わってしまう!

集中集中、

明るく元気に前向きに頑張りましょう。

 

 

さて事業保険加入メリットそのⅠの3つめ、

 

「誰のために?」

 

加入するのかについてです。

 

 

 

それはもちろん保険なんだから

大切な家族のためでしょう、

 

もちろんそうですよね。

経営者(家庭に帰ればパパ)が

自分の万一が原因で家族を路頭に迷わす

ことなんて、

絶対に考えたくないですからね。

 

 

そして今のご時勢だともう一つ、

大きな病気のリスクも対策が必要みたいです。

 

不治の病のイメージがあったがんも

素晴らしい日本の医療の発達と共に

治すことができる病気になってきました。

 

 

反面、

生活習慣の欧米化やストレス社会が原因で

脳卒中心筋梗塞などの大病から

長期療養が必要になり、

仕事を離れるまたは最悪辞めなければならないケースは

増加しているようです。

 

つまり、

死にはしないけど元気に働けない、

そんなリスクが長生き社会の日本においては

避けられない現実のようです。

 

昨今では

休業保障、就業不能時の収入保障に代わる保険が

重宝されているようです。

 

 

 

 

いづれにしましても

大黒柱の万一において、

家族に与える精神的経済的ダメージは

計り知れませんね。

 

家に帰れば一家の大黒柱の社長さん、

もちろん会社に帰れば

大小関わらず会社のお父さん役となり、

残された従業員も家族同様ではないでしょうか。

 

経営者の万一があっても

企業が存続していくには当然のことながら

舵取りをしていく後継者の存在が

必要となります。

 

事業承継ですね。

 

この事業承継、

時間をかけて承継準備を整え、

来るべき時が来た時に晴れて

後継者へバトンタッチをする、

まさに絵に描いたような

綺麗な事業承継ができれば

確かに最高ではあります。

 

しかしこの世の中では、

父である社長が突然の病に倒れられ

そのまま亡くなってしまうという

「突然の事業承継!」も

よくある話であり

おかげで残されたご家族が

とんでもなく苦労されるケースもあります。

 

昨年末NHKで放送されていた

「マチ工場のオンナ」

面白かったですね!

 

内山理名さん演じる普通の主婦光が

舘ひろし演じる父泰造の突然の死によって

突然社長を引き継がなければならないように

なってしまうストーリーで実話に基づいてます。

 

こうなった時、

大切な残された家族はこれからの生活どうしよう

それだけでは済まなくなるんですよね。

 

「会社の経営どうするんですか??」

 

と、

 

従業員、取引先、銀行、諸々から

矢継ぎ早に選択を迫られることになります。

 

知識や経験がないだけでなく

経営の内情も全くわからない状況の中でです。

あの資料は?あの鍵は?印鑑は?通帳は??

・・・。

 

 

 

それはそうですよね。

 

例えば従業員にとても

会社の大黒柱社長の死去を知ったら

 

この会社の未来は大丈夫なのか??

 

従業員にも当然家族がいますので死活問題です。

不安になって当然だと思います。

 

また、

取引先も今までは社長の信頼で取引をしてくれていた訳で、

社長がいなくなった企業であれば、

関係を見直すなんてこともあるかもしれません。

 

ビジネスですから。

 

そして

銀行はもっと大変。

社長の信頼で貸していたお金の返金を全部返せ!

なんて迫ってくるかもしれません。

 

さて、今回のテーマである「誰に?」

 

大事なポイントは

 

「経営者自身の死を想定した際に起こりうる事態を

最大限想定していき準備する」

 

これが肝です。

 

これこそが

社長にとって一番大事な自分の家族を

本当の意味で守っていくということにつながります。

 

後継者がいるならば、

その後継者が困らないような

運転資金や人材採用費など

緊急予備資金の準備が必要です。

 

従業員がいつならば、

その従業員の家族の顔を思い浮かべ

そこまでが

経営者である責任だと思うべきです。

 

社長の影響力は社内NO1のはず。

良い影響も悪い影響も威力抜群なのですから。

 

本当に困った時、

どうにもならなくなった時、

最後に残した保険金はあって困る人はいません。

 

何を、どのくらい、だれに

 

ですね。

 

 

 

 

 

事業保険加入のメリットそのⅠー2どれくらい?

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事業保険加入のメリットその②

「どれくらい?」について

 

保険金の金額を決める、何を基準に決めるの??

 

経営者の万一の際、残された後継者や遺族が経営や生活に

困らないくらいなのですが・・・

 

なかなか難しいですね。

 

この場合、経営で困ることと個人で困ることで

分けて考えます。

 

まず最低でも必要な額は

社長が連帯保証人になっている借入金の

返済額となるでしょう。

 

仮に1億の借入があったとした場合、

当然同額の死亡保障を準備する。

しかしここにちょっとした落とし穴が存在しますので

ご注意を!

 

誰が返済する義務があるの?

 

はい、それは相続人である奥様やご子息となります。

経営に携わっているいないに関わらずですね。

それも全て相続財産として算出されます。

 

では1億の借入額であれば1億の保障額で足りるのか?

 

相続財産は、

亡くなられた方のプラスとマイナス両方の財産を合計して

プラスとなった分から相続税の計算が始まります。

 

当たり前ですがマイナスであれば税金は掛かりません。

 

しかし例えば不動産、株式、そして厄介な自社株などで

プラス財産となる場合は返済の前に

相続税の納税が優先となりますので

1億では足りなくなりますね。

早い段階で税理士さんに相続税評価を見てもらっておけば

安心ですね。

 

次に経営面です。

 

会社が取引先に支払いをしなければならない

買掛金の返済なども

経営者の方が亡くなられた際に

請求が一気にくることも考えられます。

こちらも精算できるように準備が必要ですが、

こちらも気をつけつけなければならないのが

死亡保険が会社に支払われたとした場合、

法人税の対象となります。

つまり、個人の相続税同様にまずは

納税が優先となります。

1億の返済請求があって

保険金1億で相殺しようとしても

最初に法人税30%前後を支払いますので

こちらも1億3~5千万

くらいの金額にしておく必要がありますね。

 

その他に、

・遺族の生活保障

・従業員の給与確保

・新規人材の確保

などなど

企業の大黒柱が亡くなった後はとてもお金がかかります。

 

適正保険金額の算出、

大切な家族や後継者のためにも

一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

事業保険加入のメリットそのⅠー1何を?

事業保険加入メリットそのⅠ-1

 

事業保険メリット

第一に考えるのが「経営者の万が一の際」

これがまずは基本となります。

 

そんなのわかってるよ!とよく言われます(笑)

 

しかししかし、その場合に備えて

 

①何を

②どれくらい

③誰のために

準備することが必要なのか、

 

お考えになられたことはありますでしょうか?

 

 

 

経営者の皆様は恐らく何度かは

「自分に何かあったときに会社は大丈夫だろうか」

と心配になることはあると思います。

 

確かに生命保険に入ることによって、

万が一の際のリスクに備えることができる、

何となくご承知かと思います。

でも残念ながら上記3つをきちんと把握されて

準備されているケースは

以外と多くはありません。

 

 

 

ではまず最初に

①何を?です。

 

死亡時の生命保険でしょ。

 

ご名答!その通りです。

今回はそこについて少しお話します。

 

経営者の万一の際に支払われる死亡保険、

その名の通り生命保険です。

 

ではこちら、

どんな原因でなくなられた場合でも

支払いはされるのでしょうか?

 

病死、事故死、自殺、事件、、、

 

考えると怖いですがどうでしょう?

 

A:答えは

通常、保険事故(人の生死)が生じた際に

発生原因は問わないとされております。

 

従いまして、病気でも事故でも死亡保険金の支払いは

されるということになります。

 

しかし、自殺に関しては別でなんです・・・

 

商法によって別途ルールが設けられております。

 

そもそも保険契約の本質は、

偶然性や公益性などを基準に構成されていることから

自殺による死亡は

この「偶然性」を欠くため、

保険会社は自殺による保険金支払いは

払う責任はないですよとされております。

(商法第680条第1項)

 

まあでも保険契約上の約款では

一定期間(2年ないし3年)経過後の自殺については

支払うこととしているのがほとんどです。

 

契約してすぐの自殺については除外されるということですね。

 

 

 

ちょっと暗~い話になってしまいごめんなさい。

でもこれは実はとっても重要なんです。

 

優良な経営者が

自分の万一の際にまず一番最初に考えることは

 

後継者や家族に負債を残したて苦労をかけたくない!

 

だと思います。

 

 

 

特に中小零細企業の経営者の皆様は

自分の家を担保に入れたり

個人で連帯保証人になったりして

金融機関から借入をしていたりされるケースも

多いかと思います。

 

経営が厳しくなり、

借金返済が難しいとなった際に最後に

生命保険に加入して

自死を選択されてしまう方もいるのは、

勿論100%間違った選択ではあるものの、

最後の家族への思いなのかもしれません。

(これらを防ぐために免責期間が設けられてます)

 

 

 

しかしここに矛盾が発生。

 

その前段階で大きな問題があります。

 

実は経営が厳しくなり始めたあたりでは

まず多くの経営者は

この生命保険契約の解約ないし削減を考え始めます。

 

毎月の毎年の支払いが苦しいからですね。

そのお気持ちはとてもよくわかります。

 

でも本当にそれでよいのか?

ということなんです。

 

 

 

もし万が一借入返済が残っている状態で社長が亡くなった場合、

その返済はどなたが背負っていかなければならないのでしょう?

 

会社後継者?

それとも死んだら免除??

 

A:答えは

個人連帯保証の債務は、相続人(家族)が引き受けることになります。

 

・・・一番大切な人が自分の抱えた借金で苦労を背をうことになります。

 

資金繰りが厳しくなると保険契約を切ろうとします。

もうだめだとなった際には保険に加入して死んで相殺しようと考えます。

 

 

 

最後の最後に頼れるのは、

銀行でも取引先でもはたまた国でもなく

自分の身は自分で守っていくしか方法はなさそうです。

 

経営も人生も順調な時は生命保険はお守り、

経営も人生も苦境に立たせられた時こそ、

実は生命保険の役割は重要になるのです。

 

会社も好調、不調の波を経験しながら成長していくもの、

苦境に立たせられた時こそ、

簡単に考えずまずはお近くの専門家に相談してください。

 

日本に保険会社は40数社あります。

数社の見積もりを取れば

保障はキープしながらコストを少しでも抑えられる

かもしれません。

 

次回は②どれくらい?

について書いていきます。

 

有難う御座います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかりました!事業保険の役割

こんにちは~

世の健全な中小企業経営者の皆様、

今更聞けない経営上有益なお話書いていきます

 

「経営上のピンチ」、色々あると思います。

つらい時もありますよね~

 

中でもお金にまつわる問題、

実はこの事業保険がとても有効になることがあります。

知っておくと便利ですね。

 

まずは事業保険の基本ですね。

 

 事業保険とは一般的に法人保険とも言います。

 

実はこの事業保険、

活用方法によっては会社を守るだけではないのです。

まず有名なところだと法人税の節税。

損金を作れる!です。

 

会社の福利厚生で従業員の方の満足度を上げることもできます。

大事な従業員を確保していく前向きな考え方ですね。

 

また、今の時代だと税金以上に深刻な悩みかもしれません

社会保険料のコストダウンなどもやり方によってはできます、。

 

このように事業保険には様々な効果があります。

 

そんなこともふまえまして、

会社で事業保険に加入する主な目的は以下の5つでしょうかね。

1. 経営者の万が一の保障
2. 緊急予備資金の確保
3. 損益のタイミングを調節する、コストコトロール
4. 経営者の退職金を確実に準備する
5. 従業員の福利厚生によるモチベーションアップ

どれもとても大切なことだと思います。

 

次回からはこれらを細かくして解説していきたいと思いますので

期待してくださいね。

 

それではまた!